ここでは箱根神社について記しています。
源頼朝や徳川家康など多くの武将が参拝に訪れたといわれる有名パワースポット、箱根神社。
湖上の水中鳥居は箱根神社の特徴のひとつで、人気の撮影スポットとなっており、日によっては順番待ちの行列ができるほど。
ではそんな箱根神社ですが、
箱根神社のご利益は?
箱根神社の水中鳥居って?
御朱印は何種類?どこでもらえるの?
境内のパワースポットはどこ?
箱根神社の龍道、龍穴とは?
箱根神社のお水取りで開運したい!
参拝の所要時間はどれくらい?
アクセスや駐車場情報を知りたい!
なんて気になっている方には参考になるはずです。
関東総鎮守箱根大権現として崇敬されたきた関東屈指のパワースポット箱根神社。
それでは早速みていきましょう~。
箱根神社のご利益は?
神社を参拝する際に気になることの一つがその神社のご利益。ご神徳とも言われたりしますが、箱根神社にはどんなご利益があるのか詳しく見ていきましょう。
関東総鎮守箱根大権現と尊崇されたきた箱根神社は、「交通安全」「心願成就」「厄除」にご神徳が高いと云われ運開きの神様として信仰されています。
また、境内にある第六天神社は、生産力旺盛な神様とされ「殖産興業」「商売繁昌」にご利益があり、
手水舎近くにある「矢立の杉」は「勝運」や「所願成就」「心願成就」にご利益が。
その他、「安産杉」と呼ばれる御神木は、子孫繁栄を祈る「子授け」「安産」の杉として信仰され、
箱根神社ご本殿を正面にして右側にある「九頭龍神社」は、「商売繁盛」「金運守護」「心願成就」「良縁成就」に特にご利益がある龍神様として云われています。
ここで挙げたように、箱根神社では境内の至るところで様々なご利益に授かることができるのです。
歴史を感じる樹齢を重ねた大きな木々に囲まれた空間は、かなり気持ち良いので、ゆっくりとその空気感を感じながら参拝されるといいですね!
一応上で挙げたご利益をまとめておきますね。
箱根神社の水中鳥居は絶好のインスタフォトスポット
大きな杉に囲まれた表参道を芦ノ湖のほうへ降りていくと、箱根神社のシンボルとも言える芦ノ湖上に浮かぶ水中鳥居があります。
日によっては撮影待ちに行列ができることもあるほどで、いろんな角度から写真を撮ってもらうカップルや夫婦、女子グループで賑わっています。
箱根神社に参拝した際には絶対に撮っておきたいフォトスポットですね。
私が訪れたのは平日の午前10時半頃でしたが、やはり10組くらい並んでいて20分弱待ちましたかね。
後ろに待っている方もいましたんで、あまりゆっくりと撮影してられず、パシャパシャと急ぎめで撮影を済ませました。
気兼ねなくゆっくり写真を撮りたい!という方は、
もう少し早い時間の8~9時頃であれば順番待ちせずに撮影できることがほとんどなんで、早めの時間に行くといいですね。
ちなみにこちらの湖上の鳥居ですが、正式名称は「平和の鳥居」と言います。
今上陛下(きんじょうへいか)の立太子礼と日本の独立(講和条約締結)を記念して建立されたもので、
その後昭和39年に御鎮座1200年と東京オリンピック開催を記念して「平和」の扁額が掲げられたんだそうですよ。
そしてのこの「平和」の扁額は講和条約に調印した吉田茂元首相の真筆によるもので、この時から「平和の鳥居」と呼ばれるようになったんだとか。
御朱印は「箱根神社」「九頭龍神社」「恵比寿神」と「箱根元宮」の4種類
箱根神社では手水舎近くのお札所か、ご本殿に向かって左側の社務所にて御朱印を拝受することができます。
そして拝受できる御朱印は全部で4種類で、
・箱根神社
・九頭竜神社
・恵比寿神
・箱根元宮
になります。
どれもシンプルな御朱印ですが、それがまたかっこいいですね。
では、それぞれの御朱印を見ていきましょう。
箱根神社の御朱印
上部に箱根神社の朱印が押され
下部に奉拝と日付が書かれたもの
初穂料:500円
直書き
※私が参拝した令和3年6月時点では書置きでのご対応となっておりました。
九頭龍神社の御朱印
上部に九頭龍神社の朱印が押され
下部に奉拝と日付が書かれたもの
初穂料:500円
直書き
※私が参拝した令和3年6月時点では書置きでのご対応となっておりました。
恵比寿神の御朱印|箱根七福神
箱根神社には箱根七福神の恵比寿神がお祀りされていますのでその恵比寿神の御朱印を拝受することができます。
上部に恵比寿神のお姿や「恵比寿神・商売繁盛・家内安全」と書かれた朱印が押され
下部に奉拝と日付が書かれたものです。
初穂料:500円
直書き
※私が参拝した令和3年6月時点では書置きでのご対応となっておりました。
箱根元宮の御朱印
上部に箱根元宮の朱印が押され
下部に奉拝と日付が書かれたもの
初穂料:500円
書置き
箱根元宮は箱根園からロープウェイに乗り、駒ケ岳の山の上に御鎮座されています。
御朱印は参拝の証として拝受するものですので、箱根神社で箱根元宮の御朱印を拝受するためには、そのロープウェイチケットの半券を提示しなくては拝受することはできません。
ので、2度手間にはなっちゃいましたが、私も箱根元宮に参拝後、箱根神社まで戻り箱根元宮の御朱印を頂きました。
ちなみに週末であれば駒ヶ岳の箱根元宮にご神職の方がいらっしゃるので、そのまま現地で拝受することができます。
境内のパワースポットはどこ?
では次に箱根神社境内にあるパワースポットを見ていきたいと思います。
矢立の杉
手水舎のすぐ近くに「矢立の杉」があります。赤く塗られた木の柵で囲まれていますんですぐに分かると思います。
征夷大将軍の坂上田村麻呂が東北平定に向かう途中、箱根の坂を越える際に箱根神社権現に参拝し「表矢(おもてや)」を献じ、武運長久(ぶうんちょうきゅう)を祈願すると、そのご神徳により所願成就し、東北平定を果たしました。
そのことから、何事にも打ち勝つという「勝運」や「所願成就」、「心願成就」にご利益があると云われています。
樹齢を感じる大きな杉は近くに立っているだけでもパワーを感じます。こちらの矢立の杉には直接触れることはできませんが、近くで深呼吸をしてパワーを頂きましょう!
89段の石階段
手水舎のすぐ横に第四鳥居がありますが、その鳥居をくぐると、ご本殿へと続く石階段があります。
こちらの石階段は89段あり、その段数の89は「やく」と読めるので「厄(やく)落とし」のご利益があると云われています。
中々大変そうに感じるかもしれませんが、老杉に囲まれた石階段は涼しく、階段の高さが程良く以外とスイスイと上っていけちゃいますよ。
表参道の老杉
境内には至るところに老杉があり、どれもかなりパワーを感じる立派な杉です。
そして89段の石階段の両側には特に立派な老杉が並んでいてその景色は圧巻。
ちなみに境内の老杉に触ると心身が浄化されると云われていますので、老杉に触れながら階段を上っていくといいですね。
ちなみに私の場合は、箱根神社に限らず、神社に参拝にいった際には必ず杉に触れながら参拝しています。
両手で触れる人、
右手で触れる人、
左手で触れる人、
抱き着く人。
いろんな方がいますが、いろんな方法で触れてみて、自分が一番よくパワーを感じる方法を見つけてみるといいですね。
ちなみに私の場合には、左手だけか、もしくは両手で触れています。
右手と左手を比べた場合、左手からのほうがジンジンとパワーを感じることができるので個人的に左手は必須ですね。
ご本殿と拝殿
自然に囲まれた中に建造されたご本殿。木々の緑をバックにした朱色のご本殿はとても感動的な景色です。
石階段を上がりきってまず目に飛び込んでくるのは神門。そしてその神門をくぐると、拝殿があり、その奥に弊殿、ご本殿となります。
通常のご参拝で行けるのはここまで。お賽銭箱の前から中をよく見てみるとご本殿のほうまで見えますよ。
ご祈祷をお受けになる方は拝殿内に入り祈祷の儀式を受けることができますので、一度お受けになられてみてはいかがでしょうか?
九頭龍神社新宮
ご本殿に向かって右側に九頭龍神社の新宮があります。箱根神社ご本殿のすぐ隣にあり、こちらも朱色のご社殿となってますのですぐに分かると思います。
箱根権現御手洗の池(はこねごんげんみたらしのいけ)と称された芦ノ湖の守護神、九頭龍大神をお祀りする神社で、古くから「九頭龍さま」と崇められ、「商売繁盛」「金運守護」「心願成就」「良縁成就」に特にご利益がある龍神様として信仰されています。
ちなみにこちらは九頭龍神社の新宮となっていて、本宮は芦ノ湖の湖心近くに御鎮座されています。
本宮へ行くためには箱根園まで移動し、そこから約30分ほど歩かなくてはなりませんが、皆さんがより参拝しやすいようにと、2000年(平成12年)に箱根神社の境内に新宮が建造されたわけですね。
安産杉
「安産杉」と呼ばれる御神木で、表参道の石階段を上りきると右方向にあります。「矢立の杉」と同様に赤い木の柵に囲まれているのが目印ですね。
安産杉の根元に目をやると根幹に「何かを包み込むような空間」があり、それが健全なる母胎の象徴とみなされ、子孫繁栄を祈る「子授け」「安産」の杉として信仰されています。
鎌倉幕府を開いた、皆さんもよくご存じの源頼朝も妻の北条政子が妊娠した際に、箱根神社で安産祈願を行ったところ無事に誕生したと伝えられています。
箱根神社の龍道、龍穴とは?
地球の気(エネルギー)が流れる道を龍脈と言いますが、富士山を起点とした龍脈がここ箱根神社にも流れているんだそうです。
龍脈は地球の気(エネルギー)のパワーで、山脈を形成しながら流れ、その流れが止まった地点から地球の気(エネルギー)が溢れ出ます。そしてこの溢れ出る場所を龍穴と呼びます。
そしてその龍穴に位置する場所が実は開運スポットとして有名だったりするんですが、箱根神社もその龍穴になっているんです!
つまり、正真正銘のパワースポット!というわけですね。
芦ノ湖から第四の鳥居をくぐり、老杉に囲まれたご本殿までの石階段が龍道となっていて、ご本殿前が龍穴。
私の場合、箱根神社に行くといつも晴れ晴れとした気持ちになっていたんですが、地球の気(エネルギー)のおかげだったということですね。
ご参拝される際は、少しこのことを意識して石階段やご本殿前で、ちょっと長めに滞在されてみるといいですよ。龍穴や龍脈に関しては以下の記事で詳しく説明しています。
箱根神社のお水取りで開運しよう!
お水取り(祐気取り)をされている方はコレ!ですね。九頭龍神社新宮の前にある龍神水!実は私も九星気学でいうところの吉方位に箱根神社がある日には、いつもこの龍神水を頂いてます。
箱根神社の龍神水
九頭龍といういうことで9つの龍から水が流れ出ていている龍神水は箱根の湧き水で飲用もOK。
この龍神水を飲むと心身が浄化されると云われており、心願成就のご利益があるとも!
なのでご参拝の際はペットボトルや水筒を持参してお水を頂くのがおすすめですね。お水を汲むものを忘れてしまった場合でも、授与所にてお水を汲み取るためのペットボトルが購入できますのでご心配なく。
参拝の所要時間はどれくらい?
駐車場に車をとめて平和の鳥居から参拝スタート。ところどころの老杉に触れてパワーを頂きながら参拝し、駐車場に戻ってくるまでで私の場合は約1時間10分ほどでした。
ちなみに参拝したポイントと順番は、
パワースポットでは、なるべくたくさんの空気を吸ってその地のパワーを吸収したいもんで、いつもゆったりと参拝することが多いんですが、この日もゆったりと参拝し、これだけの箇所を回って約1時間10分ほどでした。
文字で見るとけっこう多くの場所を見て回ってるように見えますが、それぞれのポイントがすぐ近くにありますので、個人的にはあっという間という感じの参拝でした!
箱根神社へのアクセスと駐車場
箱根神社へのアクセスや駐車場、基本情報についてまとめておきますね。
箱根神社の基本情報
■所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 |
■TEL | 0460-83-7123 |
■最寄駅 | 小田急小田原線「箱根湯本」駅 |
■駐車場 | あり 駐車料金:無料 境内に第一駐車場と第二駐車場があります。週末は満車になっている場合もありますが、少し離れた場所に第二鳥居駐車場があるので、そちらへ。 |
■主祭神 | 箱根大神 【瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)】 |
■創建 | 人皇第五代孝昭天皇の御代(約2400年前) |
■社格 | 別表神社(国弊小社) |
■例大祭 | 8月1日 |
■ホームページ | http://hakonejinja.or.jp/ |
車でのアクセス
ちなみに私の場合は、
首都高速「池尻」インターから休憩ナシで向かい1時間37分で箱根神社まで行くことができました!
■東京方面から車の場合 | ナビで「神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1」をセット。東名高速道路ー小田原厚木道路を経由するルートが一般的です。 |
■大阪方面から車の場合 | 東名高速道路「沼津IC」から約60分。 |
■備考 | ナビで箱根神社をセットして向かうと、神社北側の山側に到着してしまう場合があります。ナビを微調整して芦ノ湖側に到着するようにしておくと駐車場に行きやすいです。 |
バスでのアクセス
バス停区間 | 所要時間 | バス停から箱根神社 |
「新宿駅(バスタ新宿)」~「山の上ホテル」 | 約150分 | 山の上ホテルから徒歩約3分 |
①「湯本駅」~「元箱根」 ②「湯本駅」~「元箱根港」 | ①②約35分 | ①②バス下車徒歩10分 |
①「小田原駅」~「元箱根」 ②「小田原駅」~「元箱根港」 | ①②約50分 | ①②バス下車徒歩10分 |
※所要時間は道路の混雑状況により異なります。
※運賃等は各運行会社ホームページに確認なさってくださいね。
・小田急箱根高速バス(新宿駅~山の上ホテル)
・伊豆箱根バス
・箱根登山バス
電車でのアクセス
都心部から電車で向かう場合には新宿駅から特急Laview(ラビュー)号に乗っていくのがおすすめです。
■新宿駅から電車で行く場合 | 箱根ロマンスカーにより「箱根湯本」駅へ。乗車時間約93分。 その後伊豆箱根バスまたは箱根登山バスに乗り箱根神社へ。 |
■新幹線利用の場合 | 東海道新幹線「熱海」駅へ。 その後伊豆箱根バスまたは箱根登山バスに乗り箱根神社へ。 |
◆備考 | 運賃やその他詳細については各鉄道会社のホームぺージで確認なさってみてください。 |
箱根神社|まとめ
最後にまとめますね。
箱根神社のご利益は?
箱根神社は「交通安全」「心願成就」「厄除」にご神徳が高く、運開きの神様として信仰されています。その以外にも境内には第六天神社、矢立の杉、安産杉、九頭龍神社などがあり、それぞれに様々なご利益があります。是非すべてまわってたくさんのご利益に授かりましょう!
箱根神社の水中鳥居って?
表参道を芦ノ湖のほうに降りていくと湖上に浮かぶ水中鳥居があります。「平和の鳥居」と呼ばれるこちらの鳥居は絶好のフォトスポットして人気があり、日によっては写真を撮る方の行列ができることも!込み合うの苦手な方は朝早くに行かれるのがおすすめです。
御朱印は何種類?どこでもらえるの?
箱根神社では「箱根神社」「九頭龍神社」「恵比寿神」「箱根元宮」の4種の御朱印を拝受することができます。ご本殿に向かって左側の社務所か手水舎近くのお札所にて頂けますよ。
境内のパワースポットはどこ?
箱根神社の境内には「矢立の杉」や「安産杉」、「89(厄)落としの石段」などいろんなパワースポットがあります。ゆっくりと参拝しパワーを補充しましょう!
箱根神社の龍道、龍穴とは?
地球の気(エネルギー)の流れを龍脈といい、その気(エネルギー)が溢れ出る場所を龍穴といいます。そしてその龍穴はパワースポットと有名だったりするんですが、箱根神社も龍穴に位置していますので、参拝時にはできるだけ長い時間滞在しパワーをもらいましょう!
箱根神社のお水取りで開運したい!
ご神門手前の右側に龍神水があります。九つの龍から流れ出る水は箱根の湧き水で、この水を飲むと心身が浄化され、心願成就のご利益があるとも云われています。日頃からお水取りで開運されている方は必見ですね。
参拝の所要時間はどれくらい?
私のケースでお話すると、すべてではありませんが境内のほとんどのところを回って約1時間10分ほどでした。
アクセスや駐車場情報を知りたい!無料駐車場が多く用意されていますし、電車、バスなどでも行きやすい神社となっております。詳しくは少し前に戻ってアクセス情報を確認なさってみてください。
って感じでしたよね?
龍穴に位置する箱根神社は地球の気(エネルギー)が強く溢れ出ているパワースポット!私自身何度も訪れているお気に入りの神社の一つです。
おすすめは箱根神社、九頭龍神社本宮、箱根元宮の三社を詣でる箱根三社参り。都内からであれば日帰りで行けますので、次のお休みにでも行かれてみてはいかがでしょうか?