江島神社参拝は【辺津宮】からがいい!境内のパワースポットや見どころを徹底ガイド

江島神社
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ここでは江島神社の辺津宮(へつみや)について記しています。

江島神社には辺津宮、中津宮、奥津宮と三つのお宮があり、お祀りされている神様もそれぞれ違い、これら三つのお宮を総称して江島神社と呼びます。

んで、ここでお話しする辺津宮はというと

江ノ島の島内に入って最初に御鎮座されているお宮のことで、

高低差がある島の神域の中で最も下にあることから別名「下之宮」ともいい、

 

人気占い師の木下レオンさん曰く、

江島神社に参拝するときは、

最初にこの辺津宮に参拝しご挨拶をしてから

中津宮や奥津宮へと参拝していくのがいいだそうです。

 

ということでここでは、

icon-chevron-circle-right 辺津宮境内のパワースポットはどこ?
icon-chevron-circle-right 辺津宮境内の見どころは?

なんて気になってる方に向けてお話したいと思います。

 

辺津宮の境内の中でも

それぞれのポイントによって授かれるご利益が違っていたりしますんで

そのあたりもふまえてじっくりご覧になっていてください。

 

江島神社のご利益や御朱印、御神木である「むすびの樹」
などについては別記事でまとめてありますんで、

まだお読みでない方はそちらからお読みになって頂くとより分かりやすいかなと思います。

では早速見ていきましょう~

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江島神社辺津宮のパワースポットは奉安殿

辺津宮を正面にして左側にある八角形の赤いお堂。

こちらの奉安殿の中には

勝負の神様である八臂弁財天(はっぴべんざいてん)

音楽芸能の神様である妙音弁財天(みょうおんべんざいてん )

がお祀りされていて、多くの人々から広く信仰を集めており、

勝負運のほか、芸能上達にご利益があることから芸能人も参拝に訪れているんだとか。

あの源頼朝が奉納したとされる八臂弁財天は、

国指定重要文化財に、

妙音弁財天は、
市指定重要文化財にもなっています。

奉安殿内部は撮影禁止でしたので、

奉安殿にお祀りされているものについてはパンフレットでご確認を!

拝観料200円(中高生:100円/小学生:50円/小学生未満:無料)

をお納めすることでお堂の中に入ることができますので

江島神社参拝の際には是非立ち寄られることをおすすめしたい。

拝観時間:8時30分~16時30分

※本記事投稿時点での情報です。変更される場合がありますので最新の情報は江島神社に直接お問い合わせください。

一文字願立ての白い「巳(みい)さま」

弁天様の御眷属(ごけんぞく)は白い巳さま。

御眷属とは神様のお使いのことで、

その神様のお使いである白い巳さまに一文字を託して神様に願いを届けてもらうもの。(初穂料は本記事投稿時点では500円。)

例えば、
芸能上達なら「芸」
商売繁昌なら「商」
財運招福なら「財」
恋愛成就なら「恋」
家内安全なら「家」
学業成就なら「学」
心願成就なら「心」

といったように巳さまに一文字を書き入れ弁天様に奉納し祈願するものです。

何か強く願うものがある方は一文字願立ての白い「巳(みい)さま」で祈願されてみては?

奉安殿の裏にある祠も忘れずに参拝を

おそらく多くの人が気づかずに通り過ぎてしまっているかと思いますが、

奉安殿の裏には小さな祠

が建てられています。

 

何がお祀りされているのかは分かりませんが、

神聖なものであるのは間違いありませんのでこちらも忘れずに参拝を!

 

奉安殿のお堂の裏にあり、

奉安殿を囲う石の柵の内側にありますので。

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江島神社辺津宮の見どころ

江島神社はとっても見どころの多い神社です。

事前にどんな見どころがあるか確認されておくと

見逃すことなく参拝できるので見ておきましょう。

 

ちなみに私は事前調査が足りず、

商売繁昌にご利益があるという「福石」を見落としてしまったので、

みなさんは私みたいにならないよう

見て回りたいところは事前にチェックされておくといいですね。

青銅の鳥居

島に入って最初にある鳥居がこの青銅の鳥居。

延享4年(1747)に創建され、

その後文政4年(1821年)の江戸時代に再建されたもの。

 

扁額の文字は何やら難しい字が書かれてますが

「江島大明神」と読みます。

一礼してから進みましょう。

 

ちなみにカップルや好きな人と江島神社に参拝される場合、鳥居は別々にくぐるようにしましょう。

江の島弁財天仲見世通り

青銅の鳥居をくぐると

道の両側には江の島弁財天仲見世通りの商店が建ち並びます。

風情のある通りで個人的に好きな場所。

私以外でもこの通りが好きだという人も多いんじゃないでしょうか?

 

タコせんべいのお店はいつ来ても行列となってますが、

もしもあなたが島の頂上にある奥宮や龍宮にも参拝される予定であれば、

島の頂上にもタコせんべいのお店がありますので、そちらに行くといいですね。

そこであればほとんど並ばずに買えますんで!

場所は展望台のあるコッキング苑入口のすぐ近くですよ。

朱の鳥居

江の島弁財天仲見世通りを抜けると

昭和11年(1936)に再建された幅約2.75mの赤い鳥居(朱の鳥居)があります。

「江島神社」と書かれた石柱との相性がバッチリで神聖さが伝わってきますね。

 

狛犬

朱の鳥居の両脇には狛犬が。

ちょっと字を解読することができず造られた年代が分かりませんが、

とっても古い狛犬であることは間違いなさそうですね。

蟇石(がまいし)

朱の鳥居をくぐったら左側に目をやると一つの奇岩があるんですが、

その岩が蟇石(がまいし)です。

昔々、

江の島で修業をしていた良真が、

修行の邪魔をする蟇を法力、念力をもって石にに化かしたと伝わるもので

厄払いにご利益があるそうです。

無熱地(むねつち)

蟇石(がまいし)の下にある池はこの無熱地と呼ばれる池。

龍が住んでいると伝えられ、

どんな干ばつでも水が枯れることはないという。

瑞心門(ずいしんもん)

朱の鳥居をくぐり少し階段を上がったところにこちらの瑞心門があります。

竜宮城を模して建てられた楼門で、

天井や壁には牡丹や唐獅子の綺麗な絵が描かれています。

壁に描かれた唐獅子の絵には御祭神の守護と参拝者の厄除けという意味が込められているだとか。

弁財天童子石像

瑞心門をくぐると正面に弁財天童子石像が。

江島神社御鎮座1450年を記念して奉献されたもので、

弁財天様や龍の彫刻がとても鮮やかで綺麗でした。

福石(ふくいし)

瑞心門から石段を上がっていくとその途中に福石という石があります。

杉山和一(検校)が管鍼術(くだはりじゅつ)を考案し

江戸で開業して出世道を歩んでいくこととゆかりのある石で、

それもあってか商売繁昌のパワースポットでもあるんだとか。

 

私はこの福石を見落としてしまったため画像はありませんが、

石段を上がっていく途中にあるので皆さんはお見逃しのないように!

手水舎

石段を上がっていく途中にはこちらの手水舎があります。

地味ではありますがとっても立派な手水舎で龍の口から水が出ています。

 

ここまで来るのに相当な階段を上がってくるため

息が上がってしまう方も多いでしょうが、

あとちょっとで辺津宮のご社殿ですので、

手水舎でお清めしたらもう少し頑張りましょう!

辺津宮(下之宮)ご社殿

手水舎から少し石段を上がるといよいよ辺津宮のご社殿に到着です。

江ノ島の神域では最も下に位置しているお宮のため別名「下之宮」とも呼ばれており、

江島神社での御祈祷は主にここ辺津宮で執り行われるそうで、

辺津宮を正面にして右側には社務所もあります。

・建永元年(1206)、時の将軍「源實朝(みなもとのさねとも)」が創建。
・延寶3年(1675)に再建。
・昭和51年(1976)の大改修により現在のご社殿が新築。

 

ご社殿正面の上部には御祭神にちなんでか女神の彫刻が。

ちなみにここ辺津宮は三女神のうち田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が御祭神としてお祀りされています。

江島神社辺津宮のホームページ

茅の輪

疫病退散、無病息災にご利益がある茅の輪。

くぐり方はすぐ横に書いてありますので、それを見て茅の輪をくぐりましょう。

銭洗い弁財天の白龍王黄金浄水

辺津宮のご社殿の向かい側にある銭洗い弁財天の白龍王黄金浄水。

この池で小銭を洗い、池の中にある賽銭箱に投げ入れることで金運上昇にご利益があるんだとか!

一見簡単そうに見えますが、意外と賽銭箱が遠いんで苦戦してしまう方も多いのでは?

八坂神社

江島神社に祀られる三女神の父神「建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)」が御祭神となっている江島神社の末社。

奉安殿のすぐ隣にあります。

疫病をはじめあらゆる災難から守ってくださるというご利益が。

両脇には狛犬があり、字がすり減ってしまい造られた年代を読み取ることはできませんでしたが、とっても古くからあるようでした。

御朱印所

八坂神社の正面には御朱印所があります。

江島神社の御朱印はここだけで頂くことができるのですが、

中津宮や奥津宮に参拝される方はちょっと面倒かもしれませんが、

参拝を終えたらここまで戻り御朱印を頂くといいですね。

御朱印は参拝の証として頂くものですので参拝前は我慢ですよ!

宋国伝来の古碑

元久元年(1204)に宋に渡った源実朝の使節良真が慶仁禅師より授けられたと伝わるもの。

時代の経過のせいか、その字は読むことができないほど擦り減ってしまっており、

とても歴史を感じさせてくれる古碑がここにありました。

稲荷社・秋葉社

八坂神社から少し進んだところには

稲荷社・秋葉社という江島神社の末社があります。

こちらは島内に点在していた小祠を合祀したもので、

江戸時代に火事が絶えなかったことからお祀りされたと伝わるのだとか。

鳥居

稲荷社・秋葉社を過ぎると下りの石段があり、

その途中にこちらの鳥居があります。

おそらくここまでが辺津宮の神域ということなんでしょうね。

くぐったら一礼するのを忘れずに!

猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)

先程の鳥居をくぐり石段を下りたところに「猿田彦大神」と彫られた石碑があります。

庚申塔(こうしんとう)の一つで天保3年(1832)に建てられたもの。

江島神社中津宮や奥津宮、龍宮の見どころは?

ここまでが辺津宮で、次はここから中津宮へと進んでいくことになります。

中津宮については別記事でまとめましたので、

よろしければそちらもご覧になってみてください。

 

中津宮の先の奥津宮と龍宮についてはこちら

 

さらにその先の岩屋についてはこちら

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江島神社辺津宮|まとめ

最後にまとめますね。

ご覧のとおり、江島神社を構成する三宮のうち、辺津宮だけでもこれだけ多くの見どころがあるということがお分かり頂けたかと思います。

ここでご紹介した見どころはすべて辺津宮の境内にあるものですので、すべて見て回ってもそれほど時間を要しませんが、

すべて見て回る時間がないという方は少なくとも辺津宮ご社殿への参拝と日本三大弁財天がお祀りされている奉安殿だけは参拝されると良いでしょう。

 

勝負の神様、芸能音楽の神様がお祀りされている奉安殿は拝観料が必要にはなりますが、

それでも一見の価値は十分にあるものだと思いますし、そのご利益を求めて芸能人も参拝に訪れているほどですので、芸能上達のご利益や勝負運のご利益に授かりたい!という方には特におすすめです!