東国最大最古のパワースポット鹿島神宮のご利益とは?御朱印とアクセスまとめ

鹿島神宮
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ここでは東国最大最古のパワースポット鹿島神宮について記しています。

 神宮と名のつく三社

平安時代の延長5年(927)、日本の神社をまとめた延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)によれば、

 

全国で「神宮」と名のることができた神社は伊勢の神宮と千葉県にある香取神宮、そして今回お話する茨城県の鹿島神宮三社のみ

 

古くから如何に鹿島神宮が格式高い神社であったか、このことからも分かると思います。

創建は皇紀元年(紀元前660年)とされ、天照大御神の命を受けた鹿島神宮の御祭神「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」が

香取神宮の御祭神「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」と共に大国主神がいる出雲の国へ行き、

大国主神が治めてきた豊葦原水穂国(読み方:とよあしはらのみずほのくに ※日本の美称)を、天照大御神の子へと国譲りを迫り、そしてそれを成就させ、皇孫の国たるべき日本の建国に貢献されました。

以来、皇室からの崇敬もあつく、中世・近世においては源頼朝、徳川将軍家等からも信仰された鹿島神宮ですが、

創建が紀元前660年ということは・・・今から2682年前!? そ、そ、そんなにも古くからこの地に。

ということで、

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮にはどんなご利益が?
icon-chevron-circle-right 鹿島神宮境内のパワースポットは?
icon-chevron-circle-right 鹿島神宮ご本殿参拝前に詣でるべきお社
icon-chevron-circle-right 鹿島神宮とレイライン
icon-chevron-circle-right 鹿島神宮の御朱印は?
icon-chevron-circle-right 鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の東国三社参り
icon-chevron-circle-right よりマニアックな香島天之大神の鹿嶋三社参り
icon-chevron-circle-right 鹿島神宮の駐車場とアクセス

このあたりが気になっている方は是非ご覧になってみてください。

では早速みていきましょうー

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人生の転換地鹿島神宮のご利益とは

・武道の神・決断力の神・農漁業の神・商工殖産の神・縁結び安産の神・交通安全・旅行安泰

神代の昔、天照大御神の命を受けた武甕槌大神は国家統一の偉業を果たします。

そのことから鹿島神宮には勝負に打ち勝つ「勝負運」にご利益があると云われており、また、武道の祖神、決断力の神と古くから仰がれ、「武芸上達」、「決断力」にもご利益があるとされ、

人生の大きな転換点を迎えた人にも人気のパワースポット

農漁業や商工殖産の神様であることから「商売繁昌」「五穀豊穣」にもご神徳が高いとされるほか、

常陸帯(ひたちおび)という鹿島神宮に伝わる男女の縁を結ぶ神事の古例により、「縁結び」「安産」にもご利益があり、

神功皇后が実際に身に着けたという常陸帯(腹帯)は殿外不出の神宝として今もご本殿にお祀りされています。

さらには、「鹿島立ち」という言葉が示すうように、「交通安全」や「旅行安泰」のご利益も鹿島神宮にはあると云われていますよ。

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鹿島神宮境内のパワースポット

では、次に境内のパワースポットを見ていきます。

鹿島神宮の境内は約21万坪の広さがあり、東京ドームにしておよそ15個分。これだけの敷地ですから鹿島院宮には見どころが多くあるわけですが、ここではその一部をご紹介しておきますね。

ご本殿|拝殿

鹿島神宮のご社殿は元和5年(1619)に徳川2代将軍の秀忠公が寄進されたもので、ご本殿ー石の間ー幣殿(へいでん)ー拝殿の4棟からなり、重要文化財にも指定されています。

拝殿は見るからに長い歴史を感じることができるもので、その拝殿前には門の役割を持つという鳥居があります。

御祭神の武甕槌大神がお祀りされているご本殿は拝殿とは打って変わって極彩色の色鮮やかな造り

その色鮮やかな色彩に加え、目を見張るほどの見事な彫刻が施されており、近くで見れないのがとっても残念ですが、視点を変えればそれだけ神聖な場所ということなので、それもまた鹿島神宮の魅力でもあります。

 

北を向いて建てられたご社殿の謎!

ちなみにこちらのご社殿ですが、北を向いて建てられているのをご存じでしょうか?

通常ご社殿というのは南か東を向いて建てられるのだそうですが、鹿島神宮のご社殿は北を向いているのです。

その理由は北方面にいる豪族 蝦夷を監視するためで、北を向いて睨みを聞かせているというわけですね!

ご本殿のすぐ裏に見えるのが鹿島神宮の御神木で、高さ40m、樹齢1300年。鹿島神宮の森の中で最も古く、そして最も大きいもの。

こちらも実際に触れることはできませんが、できるだけ近くから深呼吸をしてパワーを頂きましょう。

ちなみに私たちが実際にその目で拝むことはできませんが、ご本殿裏の神域には鏡石という直径80cmの円形の石があります。

ご本殿と御神木を一直線に結んだ線上にあり、この鏡石は神様をお祀りする神聖な場所の岩境(いわさか)であるという説があるそうです。

御神木と同様に神域にあるため、私たちが立ち入ることは禁じられており実際に見ることはできない鏡石ですが、鹿島神宮のホームページでは鏡石のお姿が公開されていますので、是非ご覧になってみてください。

念のため鹿島神宮に再度「鏡石」のある場所まで行き見ることができるか確認してみましたが、やはり現在も立ち入ることはできず、見れないとのことでした。(2022年3月26日現在)

奧参道

ご本殿から奥宮へと300mほど続く道が奧参道です。

巨木に囲まれた参道はとても厳かな雰囲気に包まれており、とても身が引き締まる思いがします。奧参道の両側には多くの杉の木があり、こちらに触れて心身を浄化しパワーを頂きましょう。

奥宮

徳川家康公が関ケ原の戦いに勝ち、その戦勝のお礼として慶長10年(1605)に鹿島神宮の本宮として徳川家康公が奉納したもの。

もともとは現在のご本殿のある位置に建てられていましたが、14年後に2代将軍、徳川秀忠公が現在のご本殿を奉納されるにあたり、今の奥宮の位置に曳いてきたものが現在の奥宮です。

(※令和4年3月末まで大改修がされています。)

奥宮には御祭神である武甕槌大神の荒魂(あらみたま)がお祀りされていますが、

 荒魂(あらみたま)

荒魂とは「神様の荒々しく猛々しい力を示す神霊で、前進する力、向上心、達成する力」を司る

強い意志を持って祈願するのが願いが叶いやすくなる秘訣で、荒魂にお参りする際の心得として「音を出してはいけない」というものがありますので、ご参拝される時には手をパンパンと叩かないように注意しましょう。

っていう私も奥宮でパンパンとうっかり手を叩いて参拝してしまったこともあるんですけどね。

ちなみに奥宮の裏側に回り込むと、大きな杉の木がちょうど奥宮の真裏にあります。

ご本殿裏の御神木には触れることはできませんが、こちらのご神木であれば直接触れることができますので、是非直接触れてパワーを頂きましょう。

個人的には奥宮裏の大きな杉の木があるこの場所が特にパワーが感じられるので、鹿島神宮の中でも最も好きなパワースポットの一つですね。

 和魂(にぎみたま)

参考までにお話しておくと、奥宮には御祭神の武甕槌大神の荒魂がお祀りされており、ご本殿には武甕槌大神の和魂(にぎみたま)がお祀りされています。

 

和魂とは柔和な徳をもった神霊で、優しく、平和的な側面をもつと云われています。

要石

ご本殿や奥宮と同様に鹿島神宮境内の中でも特に多くの参拝者が訪れるパワースポットがこの要石です。

明治26年に刊行された「水戸黄門仁徳録」によれば、皆さんもよくご存じの水戸黄門こと徳川光圀公が、この要石の全貌を確かめようと7日7晩にわたり掘らせたが、

掘っても掘ってもその全貌を確かめることはできず、そればかりか怪我人も続出したことから、いよいよ掘るのを諦めたしまったという石。

東国三社を構成する1社である香取神宮にも要石があり、鹿島神宮の要石は凹型、香取神宮の要石は凸型をしており、鹿島神宮の要石は大鯰(オオナマズ)の頭を、そして香取神宮の要石は大鯰の尾を押さえていると云われ、地震から地域の方々を守ってくださっているのだとか。

奥宮から木々に囲まれた道をさらに進むと要石があり、とっても厳かで神聖な雰囲気を感じることが出来る場所です。

鹿島神宮境内にあるその他の見どころ

鹿島神宮には今ご紹介したものの他にも多くの見どころがあります。多すぎてここではご紹介しきれませんので、鹿島神宮の見どころについてまとめたこちらの記事で確認なさってみてください。

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鹿島神宮本宮への参拝前に詣でるのが古くからの習わし

鹿島神宮の本宮へ参拝する前に詣でるのが古例であるという高房社

ご本殿や奥宮などと比べると小さなお社のため、見過ごしてしまう方も多いかもしれませんが、ご本殿に参拝される前に、まずは高房社に参拝するのを忘れないようにしましょう。

高房社の御祭神

高房社の御祭神はというと、武甕槌大神が葦原中国平定の際に、天香香背男(あまのかがせお)を討つのに大きく貢献した建葉槌命(たけはづちのみこと)で、茨木県那珂市にある常陸国二之宮 静神社の御祭神でもある神様です。

見ていると、やはり高房社に参拝せずにご本殿を参拝される方がほとんど、と言いますか高房社に参拝される方の姿を見ることはありませんでしたが、

伊勢の神宮にも二見玉輿神社ー外宮ー内宮という参拝順の習わしがあるように、ここ鹿島神宮にも古くから伝わる習わしがありますので、せっかく参拝するのですからそういった古例は大切にしておきたいですよね。

高房社の裏には大きくて立派な御神木もありますので、そちらにも注目ですね!

鹿島神宮とレイライン

レイラインーley line

太陽の道とも呼ばれるレイラインは、古代の遺跡を結ぶと直線状にいくつもの遺跡が並んでいるというもので、1921年にイギリスのアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスによって提唱された仮説。

 

イギリスの遺跡群が有名だが、他にも世界には不思議にも直線上に建造された遺跡群がある。

日本にはレイラインと呼ばれる直線で結ばれた建造物の並びがいくつかあり、そのうちの一つが鹿島神宮を東の起点とする、

鹿島神宮ー皇居ー明治神宮ー富士山ー伊勢神宮ー吉野山ー剣山ー高千穂

を結ぶ直線のライン。

この一直線のライン上の最も東に位置する鹿島神宮は、「すべての始まりの地」として人生の転換点を迎える人のパワースポットと言われる由縁でもあるようです。

レイライン自体、賛否両論、諸説あるものではありますが、古代の建造されたものが偶然か必然かは分かりませんが、一直線上に並んでいるというはとてもロマンを感じるものですよね。

鹿島神宮で拝受できる御朱印は全部で3種類

ではでは神社仏閣巡りをなさっている方には欠かせない御朱印についてです。

御朱印を頂ける場所は祈祷殿のある社務所。以前は鹿島神宮で拝受できる御朱印は2種類のみでしたが、

最近では鹿島神宮、沼尾神社坂戸神社の御朱印である「香島天之大神(かしまのあめのおおかみ)」の御朱印も頂けるようになったんですよ!まだの方は是非!

鹿島神宮 和魂 の御朱印

鹿島神宮の御朱印がこちらですね。

中央に「鹿島神宮」の朱印が押され、その右上には「点と線を結んだ図の下に鹿嶋」の字の朱印。(※一説には御祭神と縁のある雷という話。)
そして墨書きで中央に「鹿島神宮」と書かれ、右側には「武甕槌大神 和魂

初穂料:500円
直書き

奥宮 荒魂 の御朱印

中央に「鹿島奥宮」の朱印。
墨書きで中央に「奥宮」、右側に「武甕槌大神 荒魂」と書かれたもの。

初穂料:500円
直書き

坂戸神社 沼尾神社の御朱印である「香島天之大神社」

こちらは本記事投稿時点では、まだ鹿島神宮のホームページでも紹介されていない御朱印で、鹿島神宮から少し離れた場所にある坂戸神社と沼尾神社の御朱印です。

中央に「香島天之大神」の朱印。
墨書きで中央に「香島天之大神社」、右側に「坂戸社 沼尾社」と書かれたもの。

初穂料:500円
直書き

※以前参拝に訪れた時には無かった御朱印ですが、新たに頂くことができるようになったようで、早速拝受させて頂きました。

↑の写真が坂戸神社(鹿嶋市大字山之上228)と沼尾神社(鹿嶋市大字沼尾1298)

ちなみに御朱印は参拝の証として頂くものですので、くれぐれも参拝してから頂くのを忘れないようにしてくださいね。

私は実際に↑の写真の坂戸神社沼尾神社の両社に参拝したことがありますが、少し距離がありますので時間的に難しい場合には、

鹿島神宮境内にある「沼尾神社 坂戸神社 遥拝所」で参拝してから御朱印を頂くといいでしょう。

遥拝所は鹿島神宮の手水舎近くにありますよ!

鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の東国三社参りでご利益アップ

東国最大最古のパワースポットとして知られる鹿島神宮。

実はこの鹿島神宮は東国三社と言われる三社を構成する1社となっており、

茨城県神栖市にある「息栖神社」、そして千葉県香取市にある「香取神宮」の三社を詣でることを東国三社参りといい、

古くからこの三社を参拝する信仰があったようです。

それぞれを直線で結ぶと直角三角形になるという位置関係にあり、パワースポットとして再注目されている東国三社参りはパワースポット巡りをされている方にはおすすめのコース。

お時間があれば、鹿島神宮のあとに息栖神社、そして香取神宮を参拝する東国三社参りをなさってみてはいかがでしょうか?

お伊勢参り禊の三社参り

関東以北の方が伊勢の神宮を参拝したあと、その帰りの途中に東国三社参りをしたという風習が「伊勢参り 禊の三社参り」と呼ばれています。

古くからそういった風習があるほど、東国三社(鹿島神宮、香取神宮、息栖神社)は伊勢の神宮と並び特別視されていたというのが分かりますね。

よりマニアックな香島天之大神の鹿島三社参り

鹿島神宮の摂社として国指定史跡「鹿島神宮境内附郡家跡」に指定されている坂戸神社(鹿嶋市大字山之上228)と沼尾神社(鹿嶋市大字沼尾1298)。(↑の写真が坂戸神社)

約1300年前の和銅6年(713)の奈良時代に編纂された「常陸國風土記」によれば、「天之大神社(あめのおおかみやしろ)※現在の鹿島神宮本宮」「坂戸神社」「沼尾神社」の三社を合わせて「香島天之大神」と称すという記述があるほど、これらの三社はとっても由緒深いお社。

鹿島神宮と聞くと東国三社参りを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、こちらの鹿嶋市内にある三社を参拝するのもおすすめです。(↑の写真が沼尾神社)

なんといっても1300年も昔の記録に載っているんですからね。

鹿島神宮の駐車場とアクセス

鹿島神宮の基本情報とアクセス、駐車場についてまとめておきますね。これから鹿島神宮に行かれる方は参考になさってみてください。

車、高速バス、電車のアクセスについてそれぞれまとめてありますが、私はというと、レンタカーを借りて車で鹿島神宮に向かいました。

首都高速「目黒」で高速に入り、水中に建てられた鹿島神宮の「西の一之鳥居」まで1時間22分で行くことが出来ましたよ。

鹿島神宮の基本情報

■所在地茨城県鹿嶋市宮中2306-1
■TEL0299-82-1209
■最寄駅JR鹿島線「鹿島神宮」駅
■駐車場あり
駐車料金:第一駐車場は無料。その他近隣に駐車場がありますが、大鳥居から参拝をスタートするなら第一駐車場がおすすめ。詳しくは後ほど書いています。
■御祭神武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
■創建皇紀元年(紀元前660年)
■社格式内社 別表神社(旧官弊大社)
■例大祭9月1日
■ホームページhttps://kashimajingu.jp/

鹿島神宮のアクセス|高速バスで行く

東京駅八重洲南口発の「かしま号」に乗る。
所要時間:約2時間
乗車料金:2,000円(小人 1,000円)

時刻表はこちら

※時刻表を見るといろんな路線が多くありますが「東京鹿島線」の時刻表で確認を。便数も多くあるので計画が立てやすいですね。

鹿島神宮のアクセス|電車で行く

まずはJRの「東京」駅へ。

そこから、総武線快速線「千葉駅」ー成田線「成田駅」を経由し「香取駅」に行きー鹿島線「鹿島神宮駅」へ。

鹿島神宮駅から鹿島神宮までは徒歩10分ほどで到着です。

※乗車時間は2時間半程度になりますが、鹿島線の本数が少なく待ち時間を考慮すると4時間強も所要時間がかかります。

東京駅から高速バスを利用するほうがおすすめですよ!

鹿島神宮のアクセス|車で行く

ナビで「茨城県鹿嶋市宮中2306-1」をセット。

東関道「潮来」で高速を降りたら一般道を進むこと10~15分で鹿島神宮に到着です。

近くまで来ると駐車場がたくさんありますが、大鳥居を正面にしたらすぐ右側にある「鹿島神宮第一駐車場」を利用するのがおすすめです。

この場所からであれば、大鳥居から参拝をスタートすることができるので参拝作法の観点からもいいですね。

鹿島神宮の駐車場

■第一駐車場鹿嶋市宮中2306-1
60台分
普通車/300円 中型車/500円 大型車/700円
■第二駐車場鹿嶋市宮中2-8-8(鹿島神宮まで徒歩5分)
55台分
無料(土日祝日、繁忙期には有料になることもある)
■鹿嶋市宮中地区駐車場鹿嶋市宮中1-13(鹿島神宮まで徒歩3分)
150台
平日無料(土日祝日、正月、祭礼時は有料)

鹿島神宮参拝後は日帰り温泉でゆっくり

東国最大最古のパワースポットとされる鹿島神宮。

境内はとっても広いので歩き疲れた身体を休めるには温泉がピッタリ!

おすすめの日帰り温泉をお探しの方は、こちらを参考にしてみてください。

鹿島神宮のご利益|まとめ

最後にまとめておきますね。

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮にはどんなご利益が?
御祭神の武甕槌大神は国譲りの大業を成就させた神様で、鹿島神宮には・勝負運武芸上達決断力商売繁昌五穀豊穣縁結び安産交通安全旅行安泰にご利益がある。なおレイラインの最東端に位置する鹿島神宮は「すべての始まりの地」とされ、人生の転換点を迎えた方のパワースポットとしても人気。

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮境内のパワースポットは?
東京ドーム15個分の広さがある鹿島神宮には、ご本殿奥宮奥参道要石といったパワースポットが。個人的には奥宮の裏にある真っ直ぐにそびえる杉の木が特にパワーを感じることができ、鹿島神宮の中でも最も好きなパワースポット。

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮ご本殿参拝前に詣でるべきお社
伊勢の神宮にも、二見玉興神社で禊をし、外宮、そして内宮と参拝するという古くからの習わしがあるように、鹿島神宮にも本宮にお参りする前に高房社にお参りするという古くからの古例があります。ご本殿の前に仮宮がありますが、その仮宮のすぐ前に高房社がありますので、鹿島神宮に参拝される際は、まずは高房社に参拝し、それからご本殿に参拝するようにしましょう。

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮とレイライン
レイラインと呼ばれる一直線上にならぶ古代に遺跡群。ここ日本にもいくつかのレイラインがあり、鹿島神宮もそのレイライン上に位置している。賛否両論あるレイラインだが、「富士山や皇居などを結ぶ一直線の線上にある鹿島神宮」という事実はとてもロマンを感じるものである。

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮の御朱印は?
鹿島神宮で拝受できる御朱印は全部で3種類。以前は「鹿島神宮」と「奥宮」の2種類のみでしたが、鹿島神宮の摂社である「坂戸神社」と「沼尾神社」の御朱印も「香島天之大神」の御朱印として拝受できるようになりました。

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の東国三社参り
伊勢参り禊の東国三社参りと古くから親しまれていた東国三社参り。鹿島神宮と香取神宮、そして息栖神社を結んだ線が直角三角形になっていることから、パワースポットしても再注目されています。より多くのご利益に授かれるよう東国三社にお参りなさってみては?

icon-chevron-circle-right よりマニアックな香島天之大神の鹿嶋三社参り
約1300年前の和銅6年(713)の奈良時代に編纂された「常陸國風土記」によると、「天之大神社(あめのおおかみやしろ)※現在の鹿島神宮本宮」「坂戸神社」「沼尾神社」の三社を合わせて「香島天之大神と称す、とあるほど大昔から信仰のある鹿嶋市内にある三社。鹿島神宮境内には坂戸神社と沼尾神社の遥拝所がありますが、実際の坂戸神社、沼尾神社にも参拝なさってみては?

icon-chevron-circle-right 鹿島神宮の駐車場とアクセス
鹿島神宮に行かれる場合の選択肢としては、電車、高速バス、車の方法がありますが、電車の場合は鹿島線の本数が少なく長い待ち時間が必要となるため、公共の交通機関で行くなら「東京駅八重洲南口」発の高速バス「かしま号」を利用していくのがおすすめ。車でも潮来で高速を降りたら一般道を走ること10~15分ほどで鹿島神宮なので行きやすくていいですよ。

と、こんな感じでしたね?

現在では〇〇神宮と「神宮」の名の付く神社は多いですが、古くは伊勢の神宮と鹿島神宮、香取神宮の三社だけしか神宮と名のることができなかったほど格式高い鹿島神宮。

パワースポットしても人気があり、境内は厳かな雰囲気が漂いとても身の引き締まる神社です。源頼朝や徳川将軍家からの信仰も厚く、皇室とも縁の深い鹿島神宮。

強い意志を持ってお参りされる方や、人生のターニングポイントに立たされている方には特におすすめの神社ですので一度参拝なさってみてはいかがでしょうか。