ここでは東国三社の1社である鹿島神宮の見どころと参拝所要時間について記しています。
東国最大にして最古のパワースポットとして有名な鹿島神宮。
多くの参拝者を惹きつける鹿島神宮はとっても見どころの多い神社で、境内の巨木はまるでパワーを授けてくれるよう。
創建は皇紀元年(紀元前660)と古く、その昔「神宮」と名のつく神社は、伊勢の神宮と鹿島神宮、そして香取神宮の三社だけだったというほど格式の高い神社。
今回はそんな鹿島神宮の見どころについて徹底紹介させて頂きます!それでは早速鹿島神宮オンラインツアーに出発しましょうー
鹿島神宮の見どころ
まずはこれからご紹介する鹿島神宮の見どころについて一覧にしておきますね。
1.大鳥居
2.参道
3.手水舎
4.楼門(日本三大楼門)
5.高房社
6.ご本殿|拝殿|弊殿|石の間
7.仮殿
8.奥参道と杉の木
9.さざれ石
10.鹿園
11.熱田社
12.奥宮
13.武甕槌大神の石像
14.要石
15.松尾芭蕉句碑
16.御百度標
17.御手洗池|御神水でお水取り
18.樹齢600年 鹿島神宮大鳥居御用材
19.大國社
20.御手洗公園
21.御手洗公園横の鳥居
22.祈祷殿|御朱印
23.祖霊社
24.授与所
25.二郎杉
26.霊杉木(れいさんぼく)
27.摂社 沼尾神社 坂戸神社 遥拝所
28.末社 須賀社 熊野社 津東西社 祝詞社
29.ハートの燈籠
30.稲荷社
31.燈籠|句碑|石柱
32.湧水茶屋 一休
ご覧のとおり、鹿島神宮の境内にはこれだけたくさんの見どころがあります。
全部見て回るのは大変そうって思うかもしれないですが、これがまた不思議!参拝を始めてみると神聖な空気感というのもあってか、意外にもどんどん見て回れてしまいます。
でもこんなに見て回ったら丸一日かかっちゃうんじゃない?
という心配もあるかもしれませんが、見どころをご紹介したあとには参拝の所要時間も書いていますので、そのあたりも含めてじっくりお読みになってみてください。
では、それぞれの参拝スポットについて詳しく見ていきたいと思いますが、
上記で挙げた見どころのうち、5.高房社と6.ご本殿|拝殿|弊殿|石の間、それから8.奥参道と杉の木、12.奥宮、14.要石については境内のパワースポットとして 東国最大最古のパワースポット鹿島神宮のご利益とは?御朱印とアクセスまとめ の記事でご紹介していますので、本記事ではそれ以外の見どころについてご紹介していきたいと思います。
大鳥居
鹿島神宮第一駐車場のすぐ横にあるこちらの大鳥居。参拝はこの大鳥居をくぐるところからスタートさせるのが作法的にもおすすめ。
以前は御影石の鳥居がここにありましたが、東日本大震災の際に残念ながら倒壊してしまうことに。
現在の鳥居は2014年6月に鹿島神宮境内に自生していた4本の杉の巨木から再建されたもの。4本のうち1本は御手洗池近くに自生していたもので、今でもその切り株が残っています。
右側にある鹿島神宮とかかれた大きな石柱と大鳥居の迫力は、何度来ても身の引き締まる思いがします。しっかりと一礼してからくぐりましょう。
参道
大鳥居をくぐるとこちらの参道があります。巨木に囲まれた参道はとても気持ちよく、また参道の両側には大きな燈籠もあり古代から篤い信仰があったことが伺い知ることができます。このまま進みましょう。
手水舎
参道を進んでいくと左側に朱色の手水舎があります。
立派な石で造られた手水舎、こちらでお清めしてから参拝しましょう。
楼門(日本三大楼門)
高さ13mの立派な楼門は日本三大楼門に数えられ、国の重要文化財にも指定されています。
水戸黄門でお馴染みの水戸光圀公の父君にあたる、水戸徳川初代藩主 水戸頼房によって寛永11年(1634)に奉納されたもの。
「鹿島神宮」と書かれた扁額が掲げられていますが、これは東郷平八郎が書いたものだそうで、東国三社の一社である香取神宮の扁額を書いたのも東郷平八郎だそうです。
迫力のある楼門は目を見張るものがあり、遠くからでもその存在感が際立っていました。
仮殿
現在のご本殿を造営するにあたり、一時的に神様を御遷しするために建てられたのが仮殿です。
元和4年(1618)に徳川2代将軍 秀忠公の奉納によるもの。元和4年と知って納得、見るからに大昔に建てられていたであろうお姿で、こういった歴史を間近に感じる建造物が多いのも鹿島神宮の魅力の一つ。
ご本殿と同様にこちらも国の重要文化財に指定されており、現在でもご社殿の改修の際などに神様を御遷しするお宮として使われています。
奥参道と杉の木
さて、仮殿までの参拝を済ませましたら奧参道をすすみ奥宮方面へと進みますが、この巨木に囲まれた奧参道がまた神聖な感じがしておすすめです。
参道とて侮ることなかれ、大きな杉の木は神聖な神社とは切っても切れないもの。是非実際に触れてみてください。私の場合は両手の手のひらを木にあて、しばらくそのままにしてパワーを頂いてきますが、中には体ごと抱きつく人も少なくありません。
みんなが触れたり抱きついたりしている木は、よく見ると木の表面が擦れているといいますか、「ああ、みんなこの木に触れているんだなぁ」というのが分かりますので、もしかしたらそういった木が特にパワーがもらえるのかもしれないですね。
ちなみに私は両手で木に触れますが、左手からのほうがパワーが吸収しやすいようです。触れた後に左手の方が特にジンジンとした感じがしていますので。
尚、この奧参道には鹿の形をした木があります。(↑の写真がそうなんですが分かりますかね?ラクダの形をしてるという人もいますよ)
ご本殿から奥宮に向かって進んだら左側にありますので、是非見つけてみてくださいね!あっ、ちなみに見る方向によっては枝がハート型を作り出しているように見える木もあるみたいなので、そちらも探してみるといいですね。次回参拝時に私も探してみようと思ってますので!
さざれ石
奧参道から左側に少し入ったところに「さざれ石」があります。日本の国歌「君が代」の歌詞にもありますよね。鹿園のすぐ近くにありますのでこちらも見ておきましょう。
鹿園
鹿島神宮では鹿が神のお使い(神鹿※しんろく)として大切にされています。
鹿島神宮と言えばその御由緒は国譲り。そして鹿島神宮の御祭神 武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)がその国譲りの大業を成し遂げる際、鹿の神様である天迦久神(あめのかくのかみ)が天照大御神の命を武甕槌大神に伝えるというとっても重要な役割を務めたことから、現在においても鹿が大切にされているんだそうです。
奈良にある春日大社をご存じの方も多いかと思いますが、その春日大社が創建される際には鹿島の神様のご分霊を鹿の背中にのせて、春日大社にお遷ししたと伝わるほどで、この言い伝えでも鹿島神宮がいかに格式の高い神社であったか知ることができますよね。
鹿園のすぐ横にある売店では鹿の餌を購入することができますので、鹿とほっこりとした一時を味わってみてはいかがでしょうか?
熱田社
明治以前は七夕社と呼ばれていた熱田社。御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(くしなだひめのみこと)で、農業守護の神様です。
奧参道を奥宮に向かって進んでいく途中の右側にありますが、小さなお社ですので気づかない方も多いです。
注意深く見ながら進みましょう。ちなみに熱田社の読み方は「あつたしゃ」ではなく、「あつたのやしろ」と読むそうです。
武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)の石像
熱田社を通り過ぎると右側にすぐ奥宮が現れます。奥宮は鹿島神宮のパワースポットでもあり、私が個人的に好きな鹿島神宮のパワースポットが奥宮の真裏にある御神木なんですが、
奥宮についてはご本殿や要石、高房社といった境内のパワースポットとして別記事で詳しくお話してますので、ここでは割愛いたします。
んで、その奥宮から要石に向かっていく途中に、御祭神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)の石像があります。
古くに造られたものではないので、最初の頃はパッと見て通り過ぎていた私ですが、何度か参拝しているうちに実はこの武甕槌大神の石像、よ~く見てみると武甕槌大神が大ナマズの頭を押さえつけている様子が描かれていたのです。
鹿島神宮の要石が大ナマズの頭を押さえつけているという言い伝えがありますが、きっとその伝説にちなんだ石像なんでしょうね。
松尾芭蕉句碑
かの有名な松尾芭蕉。詳しくは知らずとも松尾芭蕉という偉人の名は誰しもが聞いたことがあるはずです。
そしてその松尾芭蕉の読んだ句が刻まれた石柱が芭蕉句碑です。
目を凝らして見ても私には何と刻まれているのか読み取ることはできませんでしたが、調べてみたことろ、「この松の実生(みばえ)せし代や神の秋」という鹿島紀行中の句なんだそうです。
こちらの他、要石のすぐ近くにも芭蕉句碑がありますので注目してみては?
御百度標
奥宮の正面に売店がありますが、その売店と奥宮の間に数段の階段があり、その階段の下にこちらの「御百度標」があります。
この御百度標は「お百度参り」の始点とされており、御百度標の上にある数々の傷は何度お参りしたかを数えるための傷なんだとか。
そもそもお百度参りとは?って方のためにお話しておくと、お百度参りとは、心願成就を目的としたもので、神様に百度お参りすると願いが叶うとされた民間信仰の一つ。
そしてその名残がここ鹿島神宮に今も残されているという貴重な史料の一つですね。
御手洗池|御神水でお水取り
鹿島神宮の大鳥居からは離れた場所に位置している御手洗池。池をのぞき込んで見るとビックリするほど透きとおった水で、その御手洗池の中ではたくさんの鯉が優雅に泳いでいました。
1日40万リットルもの水が流れ込んでいる御手洗池は水深1mほどではありますが、「大人が入っても子供が入ってもその深さは胸の位置を超えない」という鹿島神宮に伝わる七不思議の一つが御手洗池にはあります。
池の中には鳥居が建てられており、その鳥居にもたれるように大きな木が寄りかかっっていますが、たまたま通りすがった紳士のお話によると、正面からこの木を見るとなんとこの木が龍に見えるのだとか!
古代から厚い信仰のあった鹿島神宮ならではのお話、いかがでしょうか?確かに龍のように見えますよね?
そんな龍に見えるこの木を正面からパシャッと写真を撮ったんですが、
なんとっ!!ハートの光が出現!
何かとハートにまつわる話が多い鹿島神宮。ご利益がありそうでテンション上がっちゃいました。ちょうど鳥居の中心のすぐ上にハートがありますので拡大してご覧になってみてください。
ちなみにこの御手洗池のすぐ近くには御神水が流れ出ていて、実際にその御神水を汲んで持ち帰ることができます。
九星気学においての吉方位からみて、その日が良い日の場合には、私もこちらの水を頂いて帰っていますので、お水取りをなさっている方はこちらで汲んでいかれるといいですね。
ちなみに、注意書きとして飲用にする場合には一度煮沸を!とのことなので飲む場合には煮沸するようにしましょう。
樹齢600年 鹿島神宮大鳥居御用材
大鳥居のところでお話しましたが、現在の鹿島神宮の大鳥居は鹿島神宮に自生していた杉の巨木4本を使用して作られています。
そのうちの1本が御手洗池近くに自生していた杉の木で、その切り株が今も確認することができます。本当に大きな杉の木であったことがこの切り株を見ても分かりますね。
大國社
御手洗池の近くに御鎮座されている大國社。大国主命(おおくにぬしのみこと)が御祭神としてお祀りされているお社ですが、
大国主命と言えば鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)が天照大御神の命を受けて国譲りを迫ったのが大国主命でしたよね?
その大国主命が鹿島神宮の境内に大切にお祀りされている...。なんだか良い話ですよね?
御手洗公園
「綺麗に整備された庭園」といった感じの御手洗公園。たまに楽器を演奏している方がいることもあったりと、とってもほのぼのとする空間ですので天気の良い日はここでゆっくりされてみては?
御手洗公園横の鳥居
鹿島神宮の大鳥居に匹敵するほどおおきな鳥居。大鳥居とはちょうど反対側にある鳥居です。存在感が凄かったですよ!ちなみに鳥居の奥、左側が御手洗公園です。
祈祷殿|御朱印
御朱印を頂くかたはこちらで頂くことができます。
最近では鹿島神宮の摂社である坂戸神社と沼尾神社の御朱印も頂けるようになりましたので、まだ頂いてない方は是非。
土日祝日や祭礼の時には御朱印待ちが長時間となりますので、ご本殿に参拝されましたら、まずはこちらで御朱印の受付をしてから境内を散策されるのがいいかもしれませんね。
御祈祷をお願いされる方はこちら受付を行っています。この祈祷殿内に御祈祷をするための御神殿も備えられており、私もこちらで御祈祷をお受けさせて頂いたことがありますが、全体的に木で作られた御神殿はとても厳かな雰囲気で神聖な空気感が漂う空間でしたので皆さんも是非。
祖霊社
氏子の方の戦没者および祖先をお祀りしている祖霊社。祈祷殿から少し入り込んだところにあり、今まで何度か訪れていますが、これまでにこの場所で他の参拝者にお会いしたことはありません。
おそらくほとんど方がこちらには参拝されないのかと思いますが、鹿島神宮の氏子地域の方の戦没者や祖先がお祀りされていますので、この地域にお邪魔させてもらった身としては参拝せずにはいられません。
鳥居をくぐるとすぐ左側に鮮やかな朱色で鶴の彫刻が施された立派な手水舎があります。
この手水舎の写真を撮ってみると、太陽の光が綺麗に入り込んでそれはそれはとても神秘的。まるでお祀りされている氏子の方々が私を歓迎してくれているかのようなスピリチュアルな光景が。
たまたまでしょ!と言われればそれまでですが、素敵な写真が撮れましたので載せておきますね。
地面はというと、苔?のようなものが土の上に広がっていて、緑に広がったその感じが何とも言えない雰囲気で綺麗でした。
授与所
ご本殿の向かい側に建てられている比較的新しく綺麗な建物。お守りや御神札、絵馬などはこちらで頂けます。午前8時30分から午後4時30分まで。
二郎杉
高さは約40m。樹齢はおよそ700年とされる杉の木。境内で2番目に大きな杉の木なので「二郎杉」と呼ばれているんだとか。
二郎杉の周りには絵馬が掛けられているほか、鹿島アントラーズの選手による巨大絵馬もありますよ!アントラーズファンは必見ですね!
霊杉木(れいさんぼく)
ご本殿を正面にして右側にある霊杉木。かつて雷によって火にかかってしまい、その後の承応三年(1654)の大風で遂に倒れてしまいますが、不思議なことに株根は今もなお生存しているという、生命力のパワースポットとも思える木。
私は3度目の参拝時に初めて霊杉木の存在に気づきましたが、それくらい気づきづらい場所にありますので、注意深く探してみてください。
摂社 沼尾神社|坂戸神社 遥拝所
手水舎の左側から入っていくとこちらの「沼尾神社と坂戸神社の遥拝所」があります。遥拝とは遠くから参拝することで、この場所から坂戸神社と沼尾神社を遥拝、すなわち参拝することができるという場所です。
奈良時代に編纂された常陸國風土記にも記述があるほど古くからある古社で、鹿島神宮と沼尾神社、坂戸神社の三社を合わせて「香島天之大神(かしまのあめのおおかみ)」というそうです。是非こちらにも足を運んでみましょう。
末社 須賀社|熊野社|津東西社|祝詞社
沼尾神社 坂戸神社遥拝所と同じ場所に御鎮座されている鹿島神宮の末社。
それぞれのお社の御祭神は
・須賀社:天照大御神の弟神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)
・津東西社:高龗神(たかおかみのかみ)と闇靇神(くらおかみのかみ)
・祝詞社:太玉命(ふとだまのみこと)
・熊野社:伊弉諾命(いざなぎのみこと)、事解男命(ことさかのをのみこと)、速玉男命(はやたまのをのみこと)
ハートの燈籠
鹿島神宮の境内にはハート型にくり抜かれた燈籠が1つあります。先程ご紹介した末社が御鎮座されているところにありますので、行かれた際は探してみてください。
造られた年代は不詳ですが、いずれにしても古い時代に造られたということだけはそのお姿から分かりました。
古くから日本には「ハート型」という概念があったのでしょうか?ふとそんな疑問が頭をよぎりましたが、奥参道にはハート型に見える木があったりと、何かとハートにまつわる話が多いのが鹿島神宮です。
今回の参拝で御手洗池の写真を撮ったらハートの光が現れたりもしまし、きっと何かあるんでしょうね。
稲荷社
御祭神の保食神(うけもちのかみ)をお祀りするお稲荷さんで、第一駐車場の近く、参道から少し入ったところに御鎮座されています。
保食神とは日本書紀にも登場する神様で穀物を司る神様とされています。鹿島神宮では銚馬の稲荷様と呼ばれ、銚場とは直会(なおらい)場のことで江戸時代以前はこの場所で祭典のあとの直会を行っていたそうです。
お稲荷さんだけあってお狐様がたくさんいらっしゃいました。
時代を感じる燈籠|句碑|石柱
これは鹿島神宮に限ったことではありませんが、神社には燈籠をはじめ、さまざまな建造物がありますが、こういったものの中には実はとても古くに造られたものがあり、歴史を感じるといいますか個人的には神社の醍醐味の一つでもあると思っています。
↑文化3年(1806)の石燈籠
↑安永5年(1776)の石燈籠
↑元和5年(1619)の石燈籠
他にもまだまだありますんで、参拝に行かれた際はいろいろご覧になってみてください。
湧水茶屋 一休
御手洗池のすぐお隣にある「湧水茶屋 一休」。
すべての料理に鹿島神宮から湧き出る御神水が使われており、その御神水で打った蕎麦をはじめ、名物だんごなどの甘味も頂けるお茶屋さん。
広い境内の鹿島神宮ですんで、疲れたらこちらで「ひとやすみ」されてみてはいかがでしょうか?
ちなみに御神水を入れる容器を忘れてしまった方は、こちらでお水を汲み取るための容器をご購入頂けますよ!
鹿島神宮境内の見どころ|番外編
いかがでしたでしょうか?広大な敷地を誇る鹿島神宮には、本当にたくさんの見どころがあるのがお分かり頂けたかと思います。が、最後に鹿島神宮の見どころ番外編として、もう少しだけお付き合いください。
鹿島神宮にまつわるハートの話
鹿島神宮にはいくつかハートにまつわるお話があります。この記事でもご紹介したハート型にくり抜かれた石燈籠や、見る方向によって木の枝がハートの形をしているというのが有名なようです。
まだまだハートにまつわるものが鹿島神宮にはあるかもしれませんので、第一発見者を目指して皆さんも探してみては?
ちなみに私は御手洗池の写真を取ったらハート型の光が映り込んでくれましたよ!
西の一之鳥居
水中鳥居と言えば厳島神社の水中鳥居が有名です。が、その厳島神社の水中鳥居の高さ(高さ16m)を超える大きさを誇るのが鹿島神宮の西の一之鳥居で、その大きさは高さ18.5m、幅22.5mで水中鳥居としては国内最大級。
もともとは1618年に徳川二代将軍の秀忠公がご社殿と合わせて奉納したもので、当時はこの一之鳥居のあったところが鹿嶋の玄関口であったそうです。
ここ西の一之鳥居は鹿島神宮に通じる東西南北四か所に設けられた一之鳥居の一つで、鹿島神宮からこの西の一之鳥居までは車であれば約10分ほど。
車で鹿島神宮に向かう私はいつもここから参拝をスタートさせていますが、日本最大級の水中鳥居です、皆さんも是非ご自身の目でご覧になってみてください。
東の一の鳥居
鹿島神宮の東の一之鳥居は木製の大きな鳥居。太平洋に面した場所に建てられていて、太陽の昇る方向に位置しているため、パワースポットとして訪れる人も多いんだとか。私はまだ行ったことがないので、次回はこちらまで足を運んでみたいな思います。
北の一之鳥居
水戸方面から鹿島神宮に参拝に参拝される方の玄関口となっていた戸隠神社。その戸隠神社のすぐ近く、とても静かな場所に鮮やかな朱色の鳥居が建っている。それが鹿島神宮の北の一之鳥居。こちらも今後訪れてみたいと思います。
南の一之鳥居
東西南北の一之鳥居、最後は南の一之鳥居です。こちらは東国三社の一社でもある息栖神社の一の鳥居でもあり、鹿島神宮の南の一之鳥居でもある鳥居。同じ場所には「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる日本三大霊泉の井戸もありますよ!
鹿島神宮の参拝所要時間
ではでは、皆さんも気になっているであろう鹿島神宮を参拝するための所要時間についてお話したいと思います。
とーっても広い敷地の鹿島神宮ですんで、1日で参拝できるかしら? なんて心配になっている方も多いかと思いますが、
私が参拝に要した時間はというと
でした。
ちなみに車で10分ほどの場所にある西の一之鳥居はこの参拝所要時間には含んでおりません。
鹿島神宮の第一駐車場に車をとめて、参拝を終えてまた第一駐車場に戻ってくるまでにかかった時間が2時間6分でした。
回った場所はというと、ここでご紹介した鹿島神宮の見どころのうち、湧水茶屋一休で食事はしていないくらいで、それ以外はすべて!
過去には湧水茶屋一休で蕎麦ランチをしたこともありますが、今回の参拝では立ち寄ることはありませんでしたので、それを考慮して2時間6分という参拝所要時間をお考え頂ければと思います。
ちなみに御朱印を拝受するための待ち時間も含めての時間になってますので、御朱印集めをされている方には参考になる所要時間になっているはずです。
皆さんのご参拝の参考になさって頂ければ幸いです。
鹿島神宮の見どころと参拝所要時間|まとめ
皆さんお疲れ様でした。最後にまとめさせていただきますね。
長文になってしまいましたんで、お疲れになった方も多いかと思います。
疲れたなぁ~って方は、どうぞそのままスマホを置いて「ひとやすみ」なさってください。大切なことはここまででお伝えできていますんで、ここから先はお読み頂いても、お読みにならなくても、どちらでも大丈夫なはずです。
強いて言えば、
東国三社参りの関連記事を最後に紹介していますんで、ちょっと下まで飛ばしてそれだけでも見て頂ければ問題はありません。
東国最大最古のパワースポットと云われる鹿島神宮。東国最大最古とは、これはもはや関東最強のパワースポット!!と言っても過言ではないはずです。
その昔、「神宮」と名のることが許されたたった三社だけの神社があったわけですが、何を隠そう、その1社がここ鹿島神宮であるわけです。
徳川家康公が奉納した奥宮に、2代将軍徳川秀忠公が奉納したご本殿など、おおぉーと思わせてくれる建造物が多い鹿島神宮は皇室からの崇敬も厚い、とってもとっても格式高い神社。
何度参拝に訪れても毎回新たな発見があるのも魅力の一つですので、まだ参拝なさったことのない方は是非一度、既に参拝なさったことがある方も、今一度鹿島神宮に参拝なさってみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂き有難う御座います。皆さんに素敵なご利益がありますように。