ここでは人形町の松島神社について記しています。
松島神社は日本橋七福神の
大国神(=だいこくさま)
もお祀りされている神社で、
パワースポットとしても人気です。
日本橋七福神めぐりで訪れる方が多い神社かと思いますが、
松島神社のご利益って?
松島神社の良夢札ってどんなの?
松島神社のお守りは?
松島神社と大国神の御朱印は?
七福神の「だいこくさま」は大国様?大黒様?どっち?
ご朱印や良夢札を拝受できる時間は?
松島神社のアクセスは?
なんて気になっている方には参考になるはずです。
日本橋七福神巡りって?って方はこちら↓
ビルの1階にあるという何とも珍しい松島神社。
ビジネス街の中にある松島神社は
パワースポットとしても人気で
前を通り過ぎる人が立ち止まり一礼する姿も。
願いが叶うという良夢札は
求める人が多く、
場合によっては切らしてしまうこともあるんだとか。
ではそんな松島神社にはどんなご利益があるのか?
御朱印情報なども含めて詳しく見ていきましょう~
松島神社のご利益
・五穀豊穣
・商売繁盛
・開運招福
・子孫繁栄
松島神社のご利益としてはこちら↑で挙げたものが有名です。
もう少し詳しくみていきましょうかね。
松島神社のご祭神
ご利益を知る上で重要になってくるのがご祭神ですよね。
そして松島神社のご祭神はこちら↓
・伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
・伊邪那美神(いざなみのかみ)
・稲荷大神(いなりおおかみ)
・日前大神(ひのくまのおおかみ)※天照大神
・北野大神(きたのおおかみ)※菅原道真公
・手置帆負神(たおきほおいのかみ)
・彦狭知神(ひこさしりのかみ)
・淡島大神(あわしまのおおかみ)
・八幡大神(はちまんおおかみ)
・猿田彦神(さるたひこのかみ)
・琴平大神(ことひらのおおかみ)
・天日鷲神(あめのひわしのかみ)
・大宮能売神(おおみやめのめかみ)
・大国主神(おおくにぬしのかみ)※だいこくさま
なんと、実に14柱ものご祭神が
松島神社にはお祀りされています。
こんなにも多くのご祭神がお祀りされている神社はかなり珍しいですよね!
どうしてご祭神が多いのか?
その昔、
松島神社周辺の地域は武家屋敷を
造営するために埋め立てられたそうです。
その際、
全国各地から大工さんや左官やさんなど様々な職人さんを集結し、
その造営にあたらせたそうですが、
全国から集められた職人さんの中には、
武家屋敷造営後もそのままこの地に
住居を構え住み続けた方も多かったそうです。
そしてそのまま住み続けた職人さんたちは、
それぞれが自分の出身地の神様を合祀するようお願いし、
これだけの数の神様がお祀りされることになったんだそうです。
いずれにせよ、
ご祭神が多い松島神社は、
それだけ様々なご利益にも授かれるということですね。
日本橋七福神の大国神のご利益
ちなみに14柱の御祭神の中には
七福神の大国主神(だいこくさま)
もいらっしゃり、
財福、五穀豊穣にご利益があります。
頭に頭巾、
足下には二俵のお米、
そして手には打ち出の小槌というお姿。
頭巾には「上を見てはいけない」
という意味があり、
謙虚さを教えているもの。
二俵のお米は「知足」の教えを示すもので、
小槌は金銭やお米が出ると云われています。
ちなみに「知足」とは、
自身の分をわきまえ、
それ以上のものを求めないことです。
ということで、
松島神社のご利益は、
そのご祭神から、
厄除け、五穀豊穣、商売繁盛、開運招福、子孫繁栄などになるということですね。
14柱ものご祭神がお祀りされており、
その中には学問の神様である
北野大神(菅原道真公)も合祀されていますんで
学業成就などのご利益もあるわけですが、
とにかくご祭神が多い松島神社は、
それでけ多くのご利益に授かることができる神社。
パワースポットと云われるのも納得です。
松島神社の良夢札で願いが叶う!
今日の神社巡りで『良夢札』なるものを購入。
色々な文化があるもんだ🙄 pic.twitter.com/q6L4eM4JvF
— とも (@tomosun0107) January 1, 2018
松島神社と言えば
良夢札
が有名ですよね。
ご存じの方も多いと思いますが、
初耳だという方のためにご説明しておきますと、
・良夢札に願い事を書く。
・願い事を書いた良夢札を枕の下に入れて寝る。
・朝起きたら良夢札は目線より高い位置へ置き、寝る前に再度枕の下へ。(神棚のあるご家庭なら神棚が良いでしょう)
・願いが叶う夢を見るまで繰り返す。
・願いが叶う夢を見ることができたら松島神社へ持参します。
・正夢になるように宮司様が祈願してくださいます。
というものです。
古くから、甲子(きのえね)の日に大国主神(おおくにぬしのかみ)を枕の下に入れて眠ると、その際に見た良い夢の内容が正夢になると伝えられており、
今では受験や就職、商談や治療など大きな節目の前に、ご利益を授かりに求める人が多いんだそうです。
先程ご紹介したとおり、松島神社には14柱もの神様がお祀りされていますので、
それだけ願いも叶いやすくなりそうですよね!
良夢札は在庫切れのことも
お参りをして良夢札をもらってから
宝くじを買おうと思っていたのに…
こんな事になっていたぁ( TДT))) pic.twitter.com/XSW0XZ78FX— たまとそら (@talkative24) February 17, 2014
注意点としては、メディアにも再三取り上げられたことがある良夢札なので、
切らしてしまってることがある点ですね。
絶対に欲しいという方は、
事前に確認してからご参拝されたほうがいいかもしれないですね。
松島神社のお守りは?
松島神社には
子宝守や長寿守、縁結び守など
様々なお守りがありますので、
お好みのものがあればお一ついかがでしょうか。
迷ってしまったときは、
良夢札にされるといいですね!
松島神社の御朱印は?
松島神社と七福神の大国神のご朱印です。
松島神社のご朱印
中央に「松島神社」、右側には「参拝」と「日本橋人形町」と書かれ、
中央上部に社紋、下部に社印が押されたもの
直書き
初穂料:500円
日本橋七福神「大国神」のご朱印
中央に「大国神」、右側には「参拝」と「日本橋七福神詣」と書かれ、
中央上部には大国神の姿、下部には松島神社の社印が押されたももの。
直書き
初穂料:500円
こちらの2種類が松島神社で拝受できる御朱印になります。
大国神?大黒神?
もしかしたら疑問に思っている方も
少なくないんじゃないかと思いますが、
日本橋七福神の「だいこくさま」は
大国?それとも大黒?
いったいどっちが正しいの??
な~んて私自身もこんな疑問が
ありましたもんで、
御朱印を拝受する際に
ご神職の方に聞いてみたんですが、
正しくは、
「大国神」と書くそうです。
なもんで、御朱印も「大国神」となっているんだそうです。
ご神職の方が言うには、
日本でいうところの「だいこくさま」とは
「大国主神(おおくにぬしのかみ)」のことをいい、
大黒天というのはインドから入ってきたもの。
それがどうゆうわけか、その大黒天と混同されてしまい、
「だいこくさま」=大黒天と思ってしまっている方がいるんだそうです。
松島神社のご祭神にもなっている大国主神(おおくにぬしのかみ)が日本が古くから崇めていた「だいこくさま」になりますので、大黒ではなく大国と覚えておくといいですね。
松島神社の酉の市では限定御朱印を拝受できる
#松島神社 で貰える三つ目の御朱印です。
酉の市にも関係している神社のようです🐔 pic.twitter.com/Niuw2Viz9J— しぶワン (@6soklrpTi7z5Yve) December 6, 2018
松島神社で拝受できる御朱印は2種類ですが、
毎年11月にある酉の市の際には
大鳥神社と書かれた限定御朱印を
拝受することができます。
11月にご参拝される方は拝受されておくといいですね。
御朱印や良夢札を拝受できる時間は?
御朱印や良夢札は
社務所にて拝受することができ
基本的には9時~18時の間であれば大丈夫です。
が!
ご神職の方がお一人でやりくりしているそうで、
社務所が閉まってしまっていることも多いとのこと。
事前にいらっしゃるか確認してから参拝して頂くと間違いない。とご神職の方が
仰っていましたので、
御朱印や良夢札をお求めの方は
そうされるといいですね。
ちなみに、
土日は別の方が変わりに対応
してくださっているそうですが、
その場合、
御朱印は
直書きではなく書置きでの
対応となってしまうそうなので
直書きがいいという方は、
やはり事前に確認されてからのほうがいいですね。
ご神職の方がいらっしゃれば土日でも直書きの御朱印が拝受できるそうなので!
げっ!時間内なのに社務所が閉まってる!って時は?
事前にご連絡などせずに参拝した私ですが、
なんと!
というかやはり!というか
社務所は閉まっていました。
平日の午前10時40分頃だったんですが、
まさか閉まっているとは思っていませんでしたので、
「御朱印は諦めるしかないか。。。」
と思ったんですが、
ダメ元で電話してみよう!
と思い電話してみると、
社務所は閉まってましたが
どうやら中にはいらっしゃったようで
ドアを開けて御朱印を書いてくださり、
なんとか拝受することができました。
なので、
もしも松島神社の社務所が閉まっていても
9時~18時の間であれば一度電話してみると、
もしかしたら御朱印を拝受できるかも!なんでやってみるといいですね。
松島神社のご由緒
時は鎌倉時代。松島神社周辺が入り海であったころ小島に諸神を勧請し、そこに掲げた燈火を目印に舟人が航海の安全を得たそうです。
島内の松樹が鬱蒼とした様子から「松島稲荷大明神」と唱えられ、正徳三年(1713年)に新町が開設される際に社号にちなみ、町名を松島町と称されました。
そしてその後、先ほどもご説明したとおり、武家屋敷造営のために日本全国から職人が集められ、そのまま住まいを構え、町の中心に位置した松島稲荷に、故郷の神々を合祀するよう頼んだことから、十四柱ものご祭神が松島神社にはお祀りされるようになりました。
明治七年四月二日 松島稲荷大明神の名称を以て村社に。
大正五年六月十日 松島神社に改称
松島神社のアクセスは?
松島神社の基本情報とアクセスをまとめてみました。
松島神社の基本情報
■所在地 | 東京都中央区日本橋人形町2-15ー2 |
■TEL | 03-3669-0479 |
■最寄駅 | 東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 |
■駐車場 | なし(近隣コインパーキングあり) |
■御祭神 | 伊邪那岐神(いざなぎのかみ) 伊邪那美神(いざなみのかみ) 稲荷大神(いなりおおかみ) 日前大神(ひのくまのおおかみ)※天照大神 北野大神(きたのおおかみ)※菅原道真公 手置帆負神(たおきほおいのかみ) 彦狭知神(ひこさしりのかみ) 淡島大神(あわしまのおおかみ) 八幡大神(はちまんおおかみ) 猿田彦神(さるたひこのかみ) 琴平大神(ことひらのおおかみ) 天日鷲神(あめのひわしのかみ) 大宮能売神(おおみやめのめかみ) 大国主神(おおくにぬしのかみ)※だいこくさま |
■創建 | 鎌倉時代の元亨(1321年)以前と推定される※松島神社パンフレットより |
■社格 | 村社 |
■例大祭 | 5月14~15日 |
■ホームページ | なし |
松島神社のアクセス
行き方① 最寄り
東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 7番出口から徒歩2分
行き方②
東京メトロ日比谷線「人形町」駅 A1出口から徒歩5分
行き方③
都営浅草線「人形町」駅 A6出口から徒歩7分
行き方④
都営新宿線「浜町」駅 A2出口から徒歩10分
松島神社(大国神)|まとめ
最後にまとめましょう。
松島神社のご利益って?
松島神社には七福神の大国主神を含め十四柱ものご祭神がお祀りされていることからご利益も多岐にわたる。有名なご利益としては、
・厄除け・五穀豊穣・商売繁盛・開運招福・子孫繁栄
松島神社の良夢札ってどんなの?
良夢札に願い事を書く→願い事を書いた良夢札を枕の下に入れて寝る→朝起きたら良夢札は目線より高い位置へ置き、寝る前に再度枕の下へ。→願いが叶う夢を見るまで繰り返す。→願いが叶う夢を見ることができたら松島神社へ良夢札を持参。→正夢になるように宮司様が祈願してくださいます。メディアでも取り上げられたことがあるほで、タイミングによっては切らしていることも。あればお一つ拝受されてみては?
松島神社のお守りは?
子宝守や長寿守、縁結び守など様々なお守りや縁起物がありますが、良夢札が最も有名です。
松島神社と大国神の御朱印は?
松島神社の御朱印も大国神の御朱印もあり、初穂料はそれぞれ500円。
七福神の「だいこくさま」は大国様?大黒様?どっち?
七福神の「だいこくさま」は大国様が正解。大国主神(大国神)のことで日本が古くから崇めていた神様。大黒様は大黒天のことでインドから入ってきたものです。
松島神社の御朱印や良夢札を拝受できる時間は?
9時~18時でご本殿向かって左側の社務所にて拝受できます。が、ご神職の方がお一人でやりくりしてくださっているので、時間内でも閉まっていることも多い。事前に電話をしいらっしゃるか確認してから参拝されるのがベスト。参拝時にもしも社務所が閉まっていたら、その場から電話してみると、もしかしたら拝受できるかも。私の参拝時は社務所が閉まっていましたが、電話をしたら運よく中にいらっしゃって御朱印を拝受することができました!
松島神社のアクセスは?
東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 7番出口から徒歩2分。これが最も近い駅ですね。その他、東京メトロ日比谷線「人形町」駅 A1出口から徒歩5分、都営浅草線「人形町」駅 A6出口から徒歩7分、都営新宿線「浜町」駅 A2出口から徒歩10分
という感じでしたよね。
十四柱ものご祭神がお祀りされているのは全国的に見てもかなり珍しく、良夢札は夢が叶うとメディアでも取り上げられ、場合によっては切らしてしまうほどの人気。
パワースポットとしても人気が高く、通り過ぎる方が立ち止まり一礼する姿も見られます。
ご祭神が多く、また格式の高い神様がお祀りされていますので、お近くに行かれた際は是非ご参拝されてみてはいかがでしょうか。
日本橋七福神巡りについて
日本橋七福神巡りについてや
七福神の各神社について詳しく知りたい方はこちら↓